梅毒

このようなお悩みは、西区北堀江の四ツ橋腎泌尿器科こじまクリニックへご相談ください

  • 性器や口の周りに、痛くないしこりができた
  • 手のひらや足の裏に、ピンク色の発疹が出ている
  • 太ももの付け根のリンパ節が腫れている
  • パートナーが梅毒と診断されて、自分も心配
  • 不安な性行為があって、症状が気になっている

それは梅毒かもしれません。

近年、梅毒に感染する人は年々増加傾向にあり、
特に注意が必要な感染症となっています。

当クリニックでは、正確な診断と適切な治療をおこなっています。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。

梅毒とは

梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌が原因で発症する性感染症です。この細菌は皮膚や粘膜から体内に侵入し、数時間でリンパ節に到達します。そこから血液を通って全身に広がっていくため、時間の経過とともに症状も全身に現れるようになります。

梅毒トレポネーマは温度や湿度の変化に弱く、皮膚や粘膜から離れると数時間で感染力を失い死滅します。そのため、感染経路は主に直接的な接触に限られます。

梅毒の感染経路

梅毒の感染経路

感染者との皮膚や粘膜の接触によって感染します。

感染経路の多くは性行為や、それに類似する行為によるものです。
キスで感染することもあり、稀なケースでは食器の共用や輸血で感染することもあります。また、妊娠中の母体が梅毒に感染している場合、胎児にも感染する可能性が高くなります。これを「先天梅毒」といい、早産や死産、奇形といったリスクがあります。

梅毒の症状

梅毒の症状は時間の経過とともに進行し、4つの時期(第1期〜第4期)に分けられます。

一時的に症状が消える時期もあるため、「治った」と勘違いしやすいのが特徴です。

時期 感染からの期間 主な症状 特徴
第1期 約3週間後
  • 感染部位に小さなしこり(初期硬結)
  • 赤く腫れるが硬い
  • 太ももの付け根のリンパ節が腫れる
痛みがほとんどなく、数週間で自然に消えるため気づきにくい
第2期 約3ヶ月後
  • ピンク色の発疹(バラ疹)が全身に
  • 手のひら、足の裏、顔などに出現
  • 喉の腫れ
痛みや痒みはなし。
数週間で症状は消えるが体内に菌は残っている。
第3期 約3年後
  • ゴム腫と呼ばれる腫瘍
  • 皮膚、骨、筋肉、内臓に広がる

現在では
この時期までに
治療されることがほとんど

第4期 10年以上後
  • 神経障害
  • 脳梗塞
  • 心不全 など
全身の臓器や神経が侵され、命に関わる状態になることも

※表は左右にスクロールして確認することができます。

※症状が一時的に消えても、自然治癒することはありません。体内に菌が潜んでいるため、必ず治療が必要です。

検査方法について

当クリニックでは、丁寧な問診と視診で症状を確認した後、血液検査をおこないます。血液検査では、血液中の抗体を確認することで梅毒の感染を診断できます。
腫瘍などの症状がある場合には、患部から病変を採取して培養検査をおこなうこともあります。

梅毒の治療について

梅毒の治療には、ペニシリンという抗菌薬を使用します。

ペニシリンアレルギーがある方には、別の抗生物質を用いて治療をおこないます。
治療に必要な期間は、症状の進行度によって異なります。

ペニシリンについて

ペニシリンによる治療を開始して24時間以内に、発熱や頭痛などの症状が現れることがありますが、これは菌が破壊されている反応によるものです。症状がひどい場合には対症療法を用いますが、一時的なもののため1日程度で改善していきます。

梅毒治療で大切なこと

梅毒の症状は一時的に消えても、自然治癒することはありません

梅毒トレポネーマは体内に潜んでいるため、自己判断で治療を止めずに、医師の指示に従って治療を続けることが重要です。定期的な検査で細菌の状況を確認しながら、しっかりと完治を目指しましょう。

梅毒は性行為によって感染するため、感染が確認された場合は必ずパートナーも検査を受けましょう

梅毒は性行為によって感染するため、感染が確認された場合は必ずパートナーも検査を受けましょう

パートナーと同時に治療することで、お互いに感染を繰り返す「ピンポン感染」を防ぐことができます。

梅毒の治療を終えた後でも、再び感染する可能性はあります

性行為の際にはコンドームを使用することで感染リスクを下げることができます。
また、梅毒に感染しているとHIVにも感染しやすくなるため、HIV検査も併せて受けることをおすすめします。

よくあるお悩みに児島院長がお答えします

しこりや発疹ができましたが、痛みがありません。梅毒の可能性はありますか?

はい、梅毒の可能性があります。梅毒の大きな特徴は、初期症状に痛みがほとんどないことです。「痛くないから大丈夫」と思っていると、症状が進行してしまいます。しこりや発疹が現れたら、痛みの有無にかかわらず、お早めに検査を受けることをおすすめします。血液検査で感染の有無を正確に診断できます。

症状が消えたのですが、治療は続ける必要がありますか?

はい、必ず治療を続けてください。梅毒の症状は一時的に消えることがありますが、これは「治った」わけではありません。体内に梅毒トレポネーマが潜んでいる状態で、放置すると再び症状が悪化して現れます。医師の指示に従って最後まで治療を続け、定期的な検査で完全に細菌がなくなったことを確認することが非常に重要です。また、パートナーも同時に検査・治療を受けることで、お互いに感染を繰り返す「ピンポン感染」を防ぐことができます。

院長 児島 康行

執筆者

医療法人康臣会 四ツ橋腎泌尿器科こじまクリニック院長 児島 康行

資格

  • 大阪大学医学博士
  • 日本泌尿器科学会認定指導医・泌尿器科専門医
  • 日本腎臓学会認定指導医・腎臓専門医
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医・がん治療認定医
  • 日本がん検診・診断学会がん検診認定医
  • 日本抗加齢医学専門医
  • 日本透析医学会認定透析専門医
  • 日本移植学会移植認定医
  • 日本臨床腎移植学会腎移植認定医
  • 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 日本医師会生涯教育認定証取得

所属学会

  • 日本泌尿器科学会
  • 日本腎臓学会
  • ヨーロッパ泌尿器科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本癌学会
  • 日本癌治療学会
  • 日本がん検診・診断学会
  • 日本移植学会
  • 日本臨床腎移植学会
  • 日本Men’s Health医学会
  • 日本性感染症学会

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