- HOME>
- その他の性病
咽頭クラミジア
症状
のどの痛み、腫れ、咳、発熱など風邪に似た症状が現れますが、見た目の変化はなく、ほとんどの方が無症状です。
特徴
オーラルセックスやキスで感染します。性器感染がなくても咽頭だけに感染する例が増えています。潜伏期間は1〜3週間で、放置すると咽頭炎や扁桃腺炎になります。
検査診断
うがい液による遺伝子検査(TRC法)をおこないます。
感染が疑われる性行為から24時間以上経過すれば検査でき、最短2時間で結果が判明します。
治療
抗生物質を1週間程度内服します。治療後1カ月あけて再検査をおこない、菌の消失を確認します。
予防
オーラルセックス時もコンドームを使用しましょう。性行為は最初から最後まで正しく着用することが大切です。
咽頭淋病(淋菌)
症状
のどの痛み、腫れ、咳、発熱など風邪に似た症状が現れますが、見た目の変化はなく、ほとんどの方が無症状です。
特徴
オーラルセックスやキスで感染します。性器感染がなくても咽頭だけに感染する例が増えています。潜伏期間は2〜7日で、放置すると咽頭炎や扁桃腺炎になります。
検査診断
うがい液による遺伝子検査(TRC法)をおこないます。心配な性行為から24時間以上経過すれば検査でき、最短2時間で結果が判明します。
治療
抗生剤の点滴(30分)を1回おこないます。クラミジアとの重複感染も考慮し、飲み薬を併用することもあります。治療後1カ月あけて再検査で感染がないことを確認します。
予防
オーラルセックス時もコンドームを使用しましょう。パートナーと定期的な検査を受けることが重要です。
マイコプラズマ・ウレアプラズマ(性器・のど)
症状
性器ではかゆみ、異臭、尿道痛、膿、おりものの増加が見られます。のどでは違和感、痛み、咳などの症状が出ますが、ほとんどの方が無症状です。
特徴
性行為(オーラルセックス、キス含む)で感染します。クラミジアや淋病と同程度の高い感染率があります。潜伏期間は1〜5週間で、放置すると不妊の原因になります。
検査診断
男性は尿検査、女性は膣分泌物検査、のどはうがい液検査をおこないます。心配な性行為から24時間以上経過すれば検査でき、結果は当日〜翌日に判明します。
治療
抗生剤を服用します。マイコプラズマとウレアプラズマで別の薬が必要な場合もあります。治療後に再検査をおこない、菌の消失を確認します。
予防
オーラルセックスを含む性行為時はコンドームを着用しましょう。パートナーと定期的な検査を受けることが大切です。
B型肝炎
症状
急性肝炎では全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、濃い褐色尿、黄疸が現れ、劇症化することもあります。慢性肝炎は長期間無症状ですが、肝硬変や肝がんへ進行することがあります。
特徴
B型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液で感染します。性的接触による感染も多く見られます。潜伏期間は1〜6カ月で、感染者の10〜20%が慢性化します。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、自覚症状なく進行します。
検査診断
血液検査でHBV抗原の有無を調べます。心配な性行為から2カ月経過で即日検査、35日経過で精密検査ができます。結果は約1時間後または4〜5日後に判明します。
治療
慢性肝炎では抗ウイルス療法などをおこないます。急性肝炎は肝庇護療法で治癒することが多いですが、専門医療機関での治療が必要です。
予防
ワクチン接種で予防できます。計3回を約半年かけて接種した後、抗体検査で確認します。性行為時はコンドームを使用しましょう。
C型肝炎
症状
急性肝炎は多くが無症状です。全身倦怠感、食欲不振、黄疸が出ることはまれです。慢性肝炎もほとんど自覚症状がありませんが、末期には黄疸や腹水が見られ、約20年で肝硬変や肝がんへ進行します。
特徴
C型肝炎ウイルス(HCV)が血液で感染します。潜伏期間は2〜14週間で、感染者の60〜80%が慢性化します。慢性肝炎患者の30〜40%が約20年で肝硬変に進行し、年率約7%で肝がんを合併します。
検査診断
血液検査でHCV抗体の有無を調べます。心配な性行為から3カ月経過で即日検査、24日経過で精密検査ができます。結果は約1時間後または4〜5日後に判明します。
治療
内服薬のみの治療で95%以上の方がウイルスを排除できます。ただし慢性肝炎と初期の肝硬変が対象です。専門医療機関での治療が必要です。
予防
現在ワクチンはありません。
他人の血液に触れないために、
器具の共有を避けることが大切です。
ピアスやタトゥーは清潔な器具を使い、性行為時はコンドームを使用しましょう。
A型肝炎
症状
発熱、疲労感、食欲不振、嘔吐が現れます。典型例では黄疸、肝腫大、濃色尿、灰白色便が見られます。年齢が上がると重症化しやすくなります。
特徴
A型肝炎ウイルス(HAV)が糞口感染で伝播します。肛門を舐める性的接触や汚染された食品の経口感染が主な経路です。潜伏期間は2〜7週間で、ほとんどは自然回復しますが、0.5%前後で重症化します。
検査診断
血液検査でHAV抗体の有無を調べます。心配な性行為から1〜3カ月以内の感染について検査できます。抗体が陽性の場合、感染していることを意味します。
治療
ほとんどは自然回復しますが、重症化した場合は専門医療機関での治療が必要です。当クリニックで感染が認められた場合は、専門機関をご紹介します。
治療
ワクチン接種で予防できます。計3回を約半年かけて接種すると、5年間有効です。衛生状態の悪い地域では、生水、氷、生肉、生野菜を避け、加熱された食品を摂取しましょう。
赤痢アメーバ症
症状
血便、下痢、排便時の下腹痛が現れます。イチゴゼリー状の粘血便が典型的です。発熱、上腹部痛、食欲不振などの症状が数週間で増悪と寛解を繰り返します。悪化すると腸穿孔や肝膿瘍を起こします。
特徴
赤痢アメーバという原虫が感染して起こります。肛門を舐める性的接触(糞口感染)や汚染された飲食物の経口摂取で感染します。感染者の5〜10%に症状が現れ、血流で肝臓、肺、脳に膿が溜まることもあります。
検査診断
便検査で嚢子や栄養体の有無を調べます。血液検査で抗体検査をおこなうこともあります。イチゴゼリー状の粘血便が見られた場合はお早めにご相談ください。
治療
抗原虫薬を使用します。適切な治療で完治できますが、肝膿瘍など合併症がある場合は専門医療機関での治療が必要です。
予防
現在ワクチンはありません。不特定多数との性行為を避け、性行為時はコンドームを使用しましょう。肛門への口腔性交を避けることが重要です。
流行地域では生水、氷、生野菜、カットフルーツ、生の魚介類を避け、加熱された食品を摂取しましょう。

